愛するペットが旅立たれた皆様。今、どんなお気持ちですか?
「自分の不手際でペットを亡くしてしまった。」
「病気や怪我などで痛い、つらい治療をたくさん受けさせてしてしまった。」
など…後悔されている方が多いと思います。
筆者自身も生まれた時から何かしらのペットがそばにいてくれた環境もあり、色々なお見送りを経験させていただきました。
ペットが亡くなったあと、その魂はどうなるのでしょうか?
ここでは、
- おうちのペットは、どうして人と生活するのか?
- 旅立ったあとはどうしているのか?
- 生まれ変わってからのこと。
など、魂のつながりや、また出会えるのか、について解説していきます。
本記事を読むことで、亡くなったペットとの絆を再確認できます。ぜひ最後までお読みください。
ペットが次の人生で飼い主と再び出会えるのか?
残念ながら、ペットが次の人生で飼い主と再会できる確率はかなり低いでしょう。
今まで筆者がセッションをさせていただいた中でも、ペットが次の人生で同じ飼い主と再会しているケースは、数百人に1人の割合です。
何故なら、人もペットもこの世の中に生まれて来た理由が自分の魂をさらに成長させるために、この世の中に勉強しに来ているからです。
つまり、多くの経験を積むために、色々な環境を選びます。
筆者もセッション中に依頼されて、再び同じ飼い主のもとに生まれるかどうか質問したことがありましたが、ほとんどのペットが別の環境に生まれることを望んでいました。
飼い主のことは誰よりも愛している。
だからこそ、さらに自分の魂に磨きをかけてアップグレードしたいというペットが最も多かったです。
ペットは、あなたとの日常の中でたくさんのことを学び、いろんな感動を経験して自分の目的を達成した時に、今の自分を卒業、つまり亡くなるということで旅立つのです。
病気のペットも不幸な生い立ちだったペットもいるでしょう。
でも、その中でいろんな経験や体験をしながら人もペットも成長して行くのです。
いま、後悔しているということは愛していた証拠。
あなたの愛したペットがさらに成長できるように、新しい人生を応援してあげましょう。
ペットが亡くなった後も魂のつながりは続いている?
ペットが亡くなってからも魂の繋がりは続いています。
人は、生まれる瞬間にほとんどの方が前世の記憶を無くすそうですが、ペットは生まれ変わっても前の飼い主を覚えていたり、生まれ変わるまでの間、生前住んでいたおうちをフラッと見に来ることもあります。
筆者の家に21年一緒に過ごした黒猫がいました。
クロちゃんという大きな体格の雑種でした。
子供の時からずっと一緒に過ごして、ほとんど病気もなく元気に過ごしてくれたのですが、だんだんと身体が弱っていき最後には亡くなってしまいました。
ある日、自宅で仕事をしていて、筆者の膝に何か触れていると思い見てみると、クロちゃんが膝に乗ってくつろいでいました。
驚いて、もう一度見るともう居なくなっていました。
筆者はそれを里帰りと呼んでいます。
同居していた母も、台所仕事をしていたら足元にクロちゃんが居たと報告してくれたこともありました。
ペットは、亡くなっても飼い主のことをちゃんと見守っています。
泣きたい時はたくさん泣いて、少しでもいいから再びあなたが歩き出すことを願っています。
もし、あなたが亡くなったとして、あなたの大切な方がずっと泣いてばかりだったらどんな気持ちになりますか?
離れていてもお互い成長して、いつか自分にも訪れるであろう旅立ちの日には「私はあれからこんなに成長できたんだよ!」と自慢できる。
そんな関係にすべての人がなれたら、素晴らしいと思っています。
魂のつながりを強めるには?
亡くなったペットと魂の繋がりを強めるために飼い主ができることをご紹介します。
自分の変化などを報告する
例えば…会社で出世した、新しいパートナーができた、家族が増えたなど、生きていれば色々な変化があると思います。
心の中でいいので、亡くなったペットに
「○○ちゃん。あれからたくさん頑張って会社で昇給できたよ!」
とか
「ご縁があって新しいペットがおうちに来ることになったよ。」
と報告してあげて下さい。
あなたの変化に、ペットも喜んでくれるでしょう。
たまに思い出す
あなたとペットとの間には楽しかったことや素敵な思い出がたくさんあると思います。
亡くなったペットが一番悲しむことは、完全に忘れられること。
折に触れ、そのペットとの出来事を思い出してあげましょう。
たまにペットが里帰りすることもあるかと思います。
もし姿を見かけたり、気配を感じたら
落ち着いて「○○ちゃん。おかえり。」くらいの声掛けをして、いつでも里帰りできるように見守りましょう。
まとめ
筆者が受けるセッションの依頼で2番目に多いのが、亡くなったペットとのセッションです。
中でも半数以上のお客様が
「また生まれ変わってうちの子になって」
と伝えてほしいと依頼されます。
筆者もそう思っていたことがあるのでお客様の気持ちは凄くわかります。
筆者の家で亡くなったペットが、「卒業証書を作ってほしい」と伝えてくれました。
旅立つことは学校などを卒業するのと同じ。
そのペットの仏壇には、当時作った卒業証書が今も飾られています。
人も、学校や親元を卒業しますよね?
もし、もう卒業の年齢なのに先生や親から
「○○ちゃんがいないと寂しいから、ずっと卒業しないで!」
「また来年も同じ学校に入学して。」
そう言われてしまったら、ちょっと困りませんか?
ペットも同じなのです。
この記事を読んで下さっている皆様は、葛藤を抱えていらっしゃる方ばかりだと思います。
泣きたいだけ泣いて、少しでも歩き出せそうならどうか前に向かって歩いてください。
あなたの魂の成長をペットは応援してくれています。
その先の未来に素敵な報告ができますように、筆者も応援しています。
コメントを残す