飼い主:もっこすパパさん(30代・男性)
ペット:柴犬♀
飼育期間:2年
ペットロス期間:2年
目次
ペットとの出会いと、一緒に過ごしたかけがえのない時間について教えてください。
小学生の頃から友達が犬を飼っていることが羨ましくて、ずっと犬を飼いたかった事をはっきり覚えています。
私が中学生の時に、彼は私の家に来ました。
ある時に祖父が知り合いから買ってきたのが出会いでした。彼はとても怖がりで、初めのうちは吠えて震えていました。
みんなで大丈夫だよと言いながら、毎日お世話や声をかけたりしていました。
10日ほど経つとすっかり慣れ家族の一員となり、それからはずっと一緒でした。
学校生活が辛かった時、友達とうまく行かなかった時、進路で迷った時、そこにはいつも彼がいました。
いつも話しに行くと近寄ってきて、顔をくっつけたり舐めたりしてきました。私たちは毎日その日にあった事を彼に話しました。
友人であり、家族であり、私にとっては一番の理解者でした。
ペットを亡くしたとき、どのような感情が湧き上がりましたか?
学校が終わると祖母が学校に車で迎えにきていて、彼が亡くなったことを聞きました。
中学生だった私は何が何だか理解できずただただ車に乗った事を覚えています。
心臓の音が聞こえ、言葉にできない心がギュッとなる感覚がありました。
家に帰るといつも元気に飛びがかってくる姿はなく、箱に入ったまま目を瞑っている姿がありました。 悲しさと言うよりは言葉にならない感情でした。
それから数日経ち、やっと理解できた時から虚無感が続きました。
悲しみと向き合い、乗り越える過程で特に役立ったことは何ですか?
辛く思い出すのもきつかったので、なるべく考えないように、話にも出さないように、写真も見ないようにしていました。
考えずに済むようにいろんな事をしてみましたが、あまりうまく行きませんでした。
ある時に母親から、彼の思い出アルバムを作ると言われました。
思い出を詳しくノートに書いたり、写真を見返したりして、少しずつ、楽しかった思い出とも向き合える様になりました。
ペットロスの経験を通じて、あなた自身について何を学びましたか?
私の中でどれだけ大きな存在だったかを痛感しました。
いつも一緒にいるのが当たり前の生活。その「当たり前」がどれほど大事だったか。
犬の寿命は人間より短い事は分かっていたつもりでしたが、生命あるもの永遠ではないことも思い知らされました。
また、自分自身を見つめ直す時間にもなりました。
一日一日を大切にして過ごそう、後悔がないように生きようと思ったのも、彼との別れが教えてくれたものでした。
ペットを亡くして悩んでいる読者に向けて、伝えたいメッセージはありますか?
今はとても辛いと思います。言葉では言い表せないお気持ちだと思います。
どうしようもなく、色々調べたり、同じ様な人はいないかと思い、ここを見ている方もいると思います。
貴方がペットともに過ごした日々を、少し落ち着いたら思い出してください。
どこかに行ったこと、一緒に遊んだこと、話したこと、共に過ごした日々はかけがえのないものであるだろうと思います。
きっと過ごしていたペットも貴方に出会えて良かったと思っているはずです。
貴方がペットを大事にされていた様に、ペットも貴方のことを大切に思っていると思いますし、元気で過ごしてほしいと思っていると思います。
無理に忘れる必要はありません。悲しいに気持ち、辛い気持ちを感じていることを理解し、自分自身を責めずに大切にしてほしいと思います。
他の方のペットロス体験談はこちら
6/11に愛犬を亡くしました。
検査値が高いのにも関わらず放置してしまったんです。慢性腎炎になっていました。
私がもっと注意していたら、先生にいっぱい状態をなげかけていたら、きっと治療がなされたはずです。
私が取り返しのつかない事をしてしまった。
苦しくて辛い。
一番苦しかったのは愛犬だけど、気持ちが追いつきません。
辛いお気持ち、本当にお察しします。
まだ数日しか経っていないので、気持ちが追いつかないのも当然と思います。
自分を責めてしまう気持ちもわかりますが、愛犬はみほさんのことを愛していたはずです。
みほさんの苦しみが少しでも和らぎますように。
返信ありがとうございます。
愛犬が、私を愛していたはずと言って下さった事、気持ちが楽になりました。
愛犬を愛しているこのは変わりありません。
なにより、私達にいっぱい幸せをくれました。
懺悔や後悔の気持ちはまだまだ消えませんまが、心に留め、あの子に今することをやって行こうと思います。
辛い中お返事いただきありがとうございます。
また苦しくなったら、いつでも吐き出しにいらしてくださいね。
愛犬との思い出を大切にしながら、少しずつ前に進んでいけることを願っています。
悲しみを乗り越えるには月並みですが時間が解決してくれること、無理に忘れる必要はないこと、辛ければ向き合う必要はないこと、どの言葉も胸に刺さりました。今はとても辛くて思い出してばかりですが、少しずつ前を向いていけるようにがんばります。
コメントありがとうございます。
辛い中で記事が少しでも心に届いたこと、嬉しく思います。
無理せず、自分のペースで過ごしながら、少しずつ前を向いていけることを願っています。
いつでも気持ちを吐き出しにいらしてくださいね。
応援しています。
無理に忘れる必要ありませんという言葉に気持ちが楽になりました。どうにかして忘れようともがいていたので、肩の力を抜いて、無理に思い出を自分の中から追い出そうとはせずに思い出とゆっくり向き合っていこうと思えました。
コメントありがとうございます。
少しでも気持ちが楽になられたとのこと、嬉しく思います。
思い出とゆっくりと向き合っていくことが、心の癒しに繋がるかもしれませんね。
ご自身のペースで、無理せずお過ごしになってください。
私も別れは突然来ることもあるのだということを、愛犬を通じて実感した一人です。
虚無感が大きくて凄く辛かったけれど、こうやって同じ想いでいる人がいると知るだけで、気持ちが変わるものですね。
こんな想いをしているのは私だけじゃないんだと考えたら、少し楽になりました。
ここを訪れてよかったです。
コメントありがとうございます。
突然の別れの虚無感、よくわかります。
同じ想いを共有することで、少しでも気持ちが軽くなることを願っています。
当サイトが少しでもお役に立てたようでしたら本当に嬉しいです。
またぜひいらしてください。